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車室内・シートのシミの洗い方

 室内のシートって、意外と汚れやすいですよね〜。

 かと言って、フロアマットのように脱着をして丸洗いなんてなかなか出来ませんし・・・。(一応やって出来なくはないですが)

シート

@ 洗浄の基本は表面だけ

 シミの部分には、直接洗剤を吹きかけるのではなく、洗剤を染み込ませた布でシートを拭いて汚れを落とします。(洗濯洗剤を薄めたようなヤツでいいでしょう)

 出来れば上からポンポンと叩くような感じが良いです ^^ (こすると広がる事が多いです。 なのでその部分だけ色を薄くしていくようなイメージで)

 後は濡れタオル拭き(叩き)&乾拭き(叩き吸水)で洗剤をキレイに落としておきましょうね〜。

 
 汚れがなかなか落ちない・・・と言って、シートへ直接洗剤をかけて濡らしてしまうと、汚れがどんどん周りに広がって行き、さらに表面だけの汚れもどんどん奥へ入り込んで行って取り返しのつかない事になります。 洗剤を染み込ませた布でシートを拭いても汚れが落ちない場合には、素人の手には負えません。 どうしても気になるシミの場合には素直にクリーニング業者、もしくはクルマ屋さんへ。

A もし漂白剤を使うなら酵素系で

 変色リスクが非常に高いので私は全くオススメ致しませんが、

 もしチャレンジャーな方で、漂白してみよう〜 と考えるならば、色物OKな洗濯用酵素系洗剤を使ってみましょう。(塩素系は絶対にやめて下さい。 絶対に変色色飛びします

 もちろんやり方は通常の洗剤と同様の形で。(ちなみに出来る限り、漂白剤を付けてしまう前には目立たないところでの色落ちチェックを。 それだけで随分と防げるトラブルもあるでしょうから。。 またもちろんこれら私は一切の責任は持てません。 施行されるなら完全自己責任において挑戦されてみて下さい)

B 一応シート表面生地は、部品として出る事もあります

 あまり知られていないようですので、一応触れておきましょうか。

 シートの表面生地は、大半、メーカーの部品として購入する事が可能です。

 なので時として、洗浄で無理せず交換される事も視野に入れられてみてはいかがでしょうか?(ただ交換には技術が必要ですので、ディーラー任せでの交換にはなるでしょう)

 但し、ひとつだけ交換となった場合、ほとんどのケースでシートが日焼けで新品時より色落ちしており、交換することによってそこだけ色が変、、 なんてこともありますので、そこがちょっとネックとなるかな。。

 追記 ///
 最近まではそのクリーナー薬剤の取扱いの難しさから、ここで皆さんへ公開することを封印していたのですが、しかし大小リスクを負ってもいいので〜 プロが使っている染み抜きクリーナーとかシミ取りクリーニング方法を知りたい! という意見や相談を頂く事も多く、じゃあ何があっても自己責任で & リスク承知の上 という条件で、その辺り情報を公開してみることとしてみましたので、もしご興味あればそちらも是非ご参考などまでに。。

 ⇒ 染み抜き例。 プロのクリーニング方法をお見せ致します。 /ブログより抜粋

C 最終手段は丸洗い

 究極のシート洗いは丸洗いです ^^

 シートを固定しているネジは4箇所程度なので、意外と簡単に取り外し出来ます。

 但し! シートを丸洗いする場合には〜

 必ず夏場で天気が良い時に行って下さい。

 またシートは必ず日射の当たる場所(天日干し)で丸2日以上の乾燥が必要です。

 一応これら予め。

 
 革シートは不可。 電動シートやシートセンサーなど、、 電装内蔵のシートも不可。 厚手のシートも不可。 また強烈な直射日光によって変色・変質するシート生地もあります。 要注意。(通常車室内では、UVカットが効いている事が多いですから)

 
 なおここ近年におきましては、ここ最近で・・・ シート生地や素材、シートに関連する電装部品・装備品の環境も随分と変化しており、丸洗いに適さないシートの種類もかなり多く見られるようになってきておりますので、これらシートの丸洗いに関しましては、基本、素人・一般の方は絶対に手を出されない事をオススメしております。(関連 ・・・「ここ近年における シート丸洗い環境や注意事項など

 よってこれら丸洗いに関しましては〜 あくまで雑記程度までに。

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