TOP PAGE > NEWS & BLOG > 地下水と洗車 /UP-DATE: 平成28年6月20日
近年立続く震災を機に、ここ近年ちまた?では、井戸掘りの需要が上がっているらしいですね。
井戸があれば、ライフラインが寸断されても 井戸水(地下水)まではなかなか枯れることないですし、また水道代を気にしなくても良いといった二次的な利点もありますので。。(ただ下水料金は必要です)
ところでこういった地下水(井戸水)って、洗車に使っても問題はないのでしょうか。(デメリットやリスク等)
地下水で洗車して〜 車に傷がついたりとかは、よほど堀たてとかでないかぎり稀かとは思われますが、(水に砂やゴミが混じっている等)
ただ水に溶け込んでいる成分によって、(主にカルシウム分だったかな。 水を沸かすとポットに白く固着するあれとか、エコキュート等の配管の詰まりの原因となることも) 洗車などによって水のたまりやすい(残りやすい)箇所にいつのまにかその成分が沈殿してしまい、(グリルやエンブレムなどの奥まった箇所とかドアやトランク等 水の残りやすい箇所とか) 白く固着してしまう事は多いでしょう。
洗車後、ライト・レンズ周りやドアミラー等から垂れてくる残り水によって、白い水垢のような残留固着が いつの間にかこびり付いてしまう事も。
また一部の浅井戸などでは非常に鉄分が多いことも見受けられ、その鉄分が原因で鉄粉付着やサビとなる事はないでしょうが、、 まあこれもこれであまり気持ちのいいモノではないですし。。(濃度が強い場合にはボディが黄色っぽく汚れる事もあり、またこれも残留物となって固着する事も)
但し、井戸水と一言で言っても〜 採水される家や地域、その他深さ等によって随分と水質が異なってきますので、どの水でも必ずしもこれらと同様とは限りません事は予め。(良い意味でも悪い意味でも)
とは言っても〜 地下水で洗車しているクルマ屋さんも少なくないですし、(水道だと料金が毎月すごいことになるので)
また普通の水道水でも、カルキ成分の残留とか 変われば変わったでまた異なるリスクは出てまいりますので、、
まあよほど汚染されている水でない限り、(異物混入が多いとか溶解成分の濃度が半端ないとかも) そこまで気にする必要はないとも。。
一番気を付けるべき点はカルシウム成分や鉄分の残留固着かな。 水道水のカルキとは比べものにならないくらい残留固着しやすいので、拭き残しを少なくするなどでそれらリスクは極力軽減を。(もちろん炎天下や晴天下での洗車は絶対避けておく事も)
とまあ以上、おおよそこんな感じかな。
Copyright (C) 洗車教室.net All Rights Reserved. (2006-2018)