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撥水と親水について

 自動車のボディ・メンテナンスを行う上で、かなり重要になってくるのが撥水性と親水性です。

@ 撥水、撥水性とは

撥水

 文字通り水を撥水(はじく)する性質の事で、降雨後、どれだけ雨水を撥水しているか・・・を基準にした性質の事。

 上記画像。 水が弾いてますね〜 ^^

 この撥水具合が「撥水性」の能力を決定します。

A 親水、親水性とは

親水

 ボディから素早く水が流れ落ちる性質の事で、降雨後、どれだけ雨水が水玉を残さずにボディから排水されるか・・・を基準にした性質の事。

 上記画像。 こちらは水が水玉(水滴)にならず、ボディから排水されています ^^ この排水具合が「親水性」の能力を決定します。(排水性とも

B 撥水 VS 親水 /比較

 見た目は親水よりも撥水の方が「水をはじいている!」という感じで、ボディにも良さそうな状態なのですが、、

 しかし実は! ボディの塗面保護の面から考えると、撥水よりも親水を優先した方が良いんですよ〜 ^^)ノ

 ・・・と言うのも、降雨後に太陽の光を浴びると、撥水された水玉はボディ上でレンズの役目となってしまい、直射日光のダメージが何倍にもなってボディに突き刺さる事になるんですね〜。

 さらに! 雨水には大気中の酸性物質や化学物質、有害物質、色々な汚れも含まれていますので、(ボディ上に残る汚れもプラス) 雨水が流れないでボディ上に長く居座ると〜 これら酸性物質や有害物質がボディに強烈なダメージを与え、、 しかも次第に水分は蒸発するので、滞留したままだと乾くにつれ残留物の濃度も非常に高くなるオマケまで付き、、、 場合によってはボディ表面にイオンデポジットを作ってしまうきっかけとなったり、最悪なパターンまで進んでしまうと 「クレーター(酸性物質等に塗装が侵食されて陥没した状態)」の原因となったりも。。。

 夏場とかでレンズ効果と残留物のWダメージが重なると、残留物の「焼き付き」なんて恐ろしいものも。(この場合 自然固着ではなく強制固着なので、イオンデポジット化のスピードも加速します)

 雨水は、ボディにとっての最大の天敵。

 なので撥水性より親水性。

 なお、イオンデポジットやクレーターの事を ウォータースポットとも言います。

 ちなみにワックスは撥水性に優れていますが、親水性があまりありません。(高級グレードになれば親水性の高いものも御座いますが

 対しコーティングは親水性に優れているものが多いです。(加え塗面の保護性能も加わる)

 参考までに。

 但し、コーティングをして親水対策をしたからといって〜 これらボディダメージのリスクが無くなるわけではありません。 コーティングをしていても水滴は残りますし、実際コーティングしていたクルマでも野ざらし雨ざらしで重度のウォータースポットを作ってしまった例も見ていますし、、 なのでこういったケア手段はあくまで雨ざらしになりやすい環境の方、ボディケアの時間があまり取れない方の延命?補助策にしかすぎず、やはり愛車をキレイに保つには定期的なボディメンテナンスは欠かさないように。

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サイト管理人スペック: 車屋さん下積み時代には、一時期、磨きコーティング部門の責任監督&新人研修指導にあたった事も。(地元大手中古車販売店) ちなみに業界歴は、中古車や新車はもちろんのこと、外車ディーラーの経験までも。 今は小さな車屋さんを経営しております。

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