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エンジンルームの清掃・洗浄

 エンジンルームはあらゆるホコリや泥、油汚れなど、色々な汚れが沢山付着しています。

 日常点検を行う時でも、出来ればキレイなエンジンルームだと作業効率や点検もしやすくなると思いますが・・・。

エンジンルーム

@ 拭き掃除が基本

 エンジンルームは色々な電装部品が集結している場所であり、あらゆる機器が集結している部分です。

 高圧洗浄機での洗浄はもってのほか、水をかけての洗浄は思わぬトラブルの元になります。

 エンジンルームを清掃するのであれば、水をかける作業は出来るだけ避け、濡れ雑巾などで拭き掃除を中心に行いましょう ^^ (車屋さんがエンジンルームをバシャバシャ洗っている事もありますが、これは車を熟知した上で成せる作業。 決して真似して洗わないように〜 ちなみにそんなクルマ屋さんでもトラブルはつきもの。 プロでも実はヤバイのが現実。。)

A 水を使用する際の注意点

 エンジンルームの汚れの度合いによって、どうしても水を利用せざるをえない場合もあるかと思います。

 そんな場合には、最低限の防水(直接水をかけない)をするようにしたい部分が何点かあります。

 ちなみにあえて一例を出しておくならば、、、

点火装置系

 ディストリビュータ、プラグ周辺などに水が入ってしまうと、点火ミスの原因となってしまいます。

発電機

 オルタネータ・ダイナモとかの名称でも呼ばれています。

 発電機の中に水が入る事により、異常電流などによる電装品の損傷が考えられます。

 ・・・とまあ他にも色々な電装部品がありますが、とにかく自動車知識の少ない方は絶対にエンジンルーム内の洗浄は避けて下さい。(「ディストリビューターって何?」 と思われた方は、この時点でもう絶対にやめておきましょう)

 なお、水を使って洗浄をした後は、エンジンルーム内が完全に乾くまでは絶対にエンジンをかけないようにしましょう。(水没携帯の原則事項みたいな。電流が水道水を伝って余計な所まで流れ、支障をおこす電装品もあります)

 また、エアガンなどの風圧で水滴を飛ばす事も絶対に不可。 電装品の奥に水滴が流れ込んでしまう可能性がありますので・・・。

 
 自動車知識があっても、エンジンルーム内の洗浄は思わぬトラブルが発生する場合もあります。 これらは話のネタまでに出した記事であって、作業の参考などではありません。(注意点も一部抜粋でしかありませんし) またどうしてもチャレンジしてみたい〜 と言った場合には、清掃は必ず自己責任のもと作業を行って下さい m(_ _)m (エンジンルーム内の洗浄は絶対オススメしません。 むしろやらない出ください。 私も一切責任は持てません)

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サイト管理人スペック: 車屋さん下積み時代には、一時期、磨きコーティング部門の責任監督&新人研修指導にあたった事も。(地元大手中古車販売店) ちなみに業界歴は、中古車や新車はもちろんのこと、外車ディーラーの経験までも。 今は小さな車屋さんを経営しております。

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