TOP PAGE > NEWS & BLOG > /UP-DATE: 平成30年6月6日

シートベルトの汚れ、何とかしたい!

ふと気が付くと、何だかシートベルトが黒ずんでいる。。 ヤニ汚れ? で、何だか茶ばんでいる(黄ばんでいる)。。

運転中は常に肩など衣服にあたるものなので、この汚れを何とかしたい・・ 気になる・・ 何とかならないの?

汚れは意外と頑固

シートベルトの汚れって、意外と頑固でなかなか落ちません。 水拭きはもちろんのこと、家庭用洗剤を使っても到底落ちる気配すら。。。

しかしクルマ屋さんなど専門のプロは、こうやってそれら汚れを落としております!


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ちなみにこの写真は ↑ 上がその方法でキレイにしたもので、下が汚れたままのもの。 もう歴然ですね。

というわけでその方法とは!?

必要なものはエンジンクリーナー

もう当ブログ&サイトではお馴染みの エンジンクリーナー。 ここでも大活躍致します。

ちなみにそのクリーナー。 ここでは ”原液” で使用することになりますので、(それくらい汚れが落ちにくい) またそこそこ量も必要になりますので、

スプレーボトル一本分ではまず足りません。

念のためご留意を。

 
 なお、当クリーナーの取扱いにおいての注意事項は、当ページ内の説明中だけでなく〜 エンジンクリーナーについて編 の各事項も十分ご熟読ください。

 ⇒ プロ業者ご用達!の、万能クリーナー ”エンジンクリーナー” /関連記事

やることは、原液漬け置き洗い

やることは簡単。

小さ目のバケツなどへエンジンクリーナーを原液のまま注ぎ、

その原液へ直接、汚れたシートベルトを小一時間ほど漬け置きするだけです。

ちなみに汚れは、基本的には常に露出している部分のみが大半と思われますので、(使用していない時でも常に露出している部分)

漬けこむのはその部位だけでおおよそよろしいかと。

それと漬け込みの際には、出来るだけシートベルトを取り外されます事を推奨。(床部分の一本のボルトでOKです) そうでないと上手く汚れた部分の漬け込みが出来ませんから。。(漬けこみだけでなく、後の水洗いもやり難い)

漬けこみ時間は、おおよそ30分〜小一時間程度で良いですが、中には非常に頑固でなかなか汚れが染み出てこないものもあり、そういった場合にはやや長めに調整されるなど適所ご対応を。(ただベルト生地が傷む恐れがあるため、数時間とか半日、丸一日とか長時間の漬け込みはやらないように)

なお漬け込みを行うと、タグの文字など一部消えてしまうことが御座います。 もしこういった文字消えなどが嫌な場合には、この方法はやらない方がイイでしょう。 ご留意を。

バケツのクリーナーが車内へこぼれると大変厄介です。 環境や状況上難しい場合は除き、出来れば車外での作業を推奨。

あ、そうそう・・

シートベルトを漬けこもうと引き出しても、機構上 どうしても巻き戻ってしまいますよね ^^;

その対処方法はコレ。

ベルトを引き出した後、ベルトが引き込まれないよう洗濯バサミなどではさんで留めておけば解消。

余談までに。

1・2個程度だと引き込みの力に負けてしまいますので、複数、又は強力なピンチなどをご使用ください。

漬けこみが終わりましたら〜

後は十分な水でクリーナーを洗い流し、(バケツに水を用意し、そこへ漬け込みジャブジャブ洗いするのが理想かな)

ベルトを乾燥させ〜 (引き出したまま上手く干してください)

完了。

お疲れ様でした。

ちなみに漬け込みに使ったエンジンクリーナーは、ベルトの汚れが染み出し汚くなっておりますが、しかしクリーナーとしての機能は落ちておりませんので・・ そのまま捨ててしまうのは大変もったいないですので、スプレーボトルなどへ充填し、車外部品の洗浄用などとして再利用を。

※ 室内用としては汚れが再付着する恐れがあるので使えませんが、ホイールを洗ったりなど車外用としてならまだまだ十分ご使用いただけるかと。

作業上の注意点

クリーナーは非常に強力です。 ゆえ生地によっては変色リスクも多少なりと御座いますので、もしご施行される場合には、先ずは目立たない所でパッチテストなどを。

ちなみに、当社ではこれまでこの方法で変色した例は御座いませんが、ただ存在する全車種で試したわけでは御座いませんので、、 まああくまで参考程度までに。(輸入車や絶版車などでは生地素材が異なるケースもあり、そういった場合にはややリスクが高いかもしれません)

※ もちろんここにあげる作業の一切は、もしご参考にされるならば 全て自己責任にて願います。 色々とリスクも御座いますし。

とまあ以上、皆様のお役に立てれば幸いです。

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