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プロが使う洗浄剤(クリーナー)

 アルミホイールや室内クリーニングなどで、カー用品店やホームセンターで買ってきた専用クリーナーを使うが、、 いまいちキレイにならない。

 プロは現場でどんなクリーナーを使っているの? キレイになる業務用ってどんなの?

 と、思われる方も少なくないはず。

 というわけで今回、この自動車業界にとって ”なくてはならない” と言っていいほど重宝されている洗剤(クリーナー)を、少しばかり紹介しておこうかな。

 ちなみにネットが普及する前までは、こういったクリーナーは卸商社経由でしか手に入らず、一般ユーザーの方が簡単に買える代物ではありませんでしたが、

 またもし手に入ったとしても、20リットルとか 一般ユーザーが使うには半端ない量でしか手に入らなかったのですが、

 今は、今まで一般では手に入らなかったようなものでも手に入るほどにネットショップも繁栄し、またこういったプロ用材を小分けして販売するお店もかなり御座いますので〜

 一応業務用とは言えど、皆様の参考になる部分も多いかと。

@ その名は ”エンジンクリーナー”

 そのクリーナーがこれ。

エンジンクリーナー

 メーカーは販売元によって名称がことなることもあり、エンジン洗浄剤 と呼ばれる事もありますが、(業界内ではエンクリという名称で親しまれています)

 おおよそ ”エンジン” という名称はどの商品にも使われているようで、(商標ではないと思われます)

 またおおよそ広義的に用途目的も同じであるようで、

 類するものはほぼ同じクリーナーだと考えられていいでしょう。

 業界内では数十年前よりの定番商品ゆえ、おそらく他商品や類似品との混同をさけるために〜 どれもエンジンという頭文字が付加されて販売されているのだと思われます。 またおそらく発売当初は、エンジン部品やエンジンルームなどの洗浄を目的として販売されていたと考えられ、しかしその活用性の高さや広い汎用性ゆえ多用途で使われ始め、、 いずれ定番とも言える商品になり、すればここまで定番となってしまってはその固有名詞を変えるわけにはいかなくなり、そういった名残で今も ”エンジン” が付されているものだと考えられます。 (ここら辺りは私が業界へ入る20年以上も前からの定番商品であったため、何故エンジンなのか?という見解はあくまで予測範囲ということで)

 もちろん業界内では、この用途目的のクリーナーを購入する場合には ”エンジンクリーナー(洗浄剤)” と一本名指しで発注し、卸商社側もそれを十分承知の上で納品しております。 と、そんなシロモノです。

 ちなみにそんな業界風潮もネット上でも受け継がれているようで、

 また最近では、卸商社経由ではなく ネットでこれら商品を購入する業者さんもかなり増えてきており、(実際 卸商社経由は高いんです。 また取引きし始めると〜 ちょこちょこ営業に来られ対応が面倒ですし。。)

 ネットショップで見かける同様のものも、まず同等のものと思われていて問題ないでしょう。(なおネット上では、こういった業者向け観点ではなく あくまで一般ユーザーの取り込み観点から、業界風潮を知らない一般ユーザー向けに、誤解されやすいエンジンという名称を使わない商品もちらほら見かけますが、用途にエンジン洗浄が含まれていれば、まあそれも同等のものと思われていて問題ないでしょう)

 ちなみに余談までに、従来からディーラー等の車屋さんでよく使われている卸商社経由のものも、今ではネットでも購入できるようですね。。

 ただ20リットル単位で、小分け小売はされていないようで-- 完全に業者向け仕様のようですが ^^;

 これは少々余談ですが、卸商社、及び市販流通しているもののどちらも、エンジンクリーナーは一般的に ”青色” に着色されているものが多いです。(数十年来その傾向) これは成分的なものかどうかまでは分かりませんが、おそらく他のクリーナーと混同しないための色付けかと 私個人的にはそう思っております。 但し、着色は全てが全てとは言えず、ここ近年ではオリジナル品を中心に実際無色透明のものも流通してきており、、 あ、やっぱり余談でしたかね ^^;

A エンジンクリーナーの優れている点、利点

 エンジンクリーナーは強アルカリ性。(強酸性だっけかな? まあいずれにしても そういった成分濃度が非常に高い薬剤ということで)

 しかしかなり希釈しても使えるため、、(水で薄めて使えます)

 エンジンルームのような頑固な油汚れへの洗浄効果はもちろんのこと、ホイールに付着した頑固な汚れ、、 薄めれば車室内のクリーニングにまで使える

 いわゆる万能なマルチクリーナーとして使える点かな。

 例えば車内のシートクリーナーだと、室内清掃には使えても〜 それ以上の汚れ強度には全く歯が立たず、またケミカルを別途用意しなければなりませんが、しかしエンジンクリーナーだと汚れ強度に応じて対応できるため、、 まあとにかくその万能性がとても優れている点かと。

 ちなみにクルマ屋さんによっては、車両美化クリーナーはこれ一本!という 神クリーナーとして使われているお店も多いです。

B 実際、何処へどんな風に使っているの? 使い方、効果は?

 文章であれこれ説明するよりも、実際の作業例を見て頂ければ伝わりやすいかな。

 当クリーナーを使って、実際、クルマ屋さんはどんな作業をしているのか。。

 1. ホイールの美化。ホイールクリーナーとしての活用

 もうこれは定番中の定番の使い方。

 ホイールにこびりついたブレーキダストにも十分対応でき、かつあまりにもそのアルカリ強度が高いゆえ〜 ホイール表面のクリア塗装をも簡単にはがしてしまうリスクの高い ”アルミクリーナー(業界内での通称)” よりも安全性高く使えるという点から、業界内での多くの作業風景で見られます。

 例えば、、

ホイールキャップ

 このホイール。 ちょっと分かりずらいかな。。 (なお、今回この説明ではプラスチック製のホイールキャップを洗っていますが、アルミホイールでも同じようにお考えください)

ホイールキャップの汚れ

 こんなんなっている汚れ。(画像拡大できます)

 市販のクリーナーだとほぼ歯が立たないレベルですが--

ホイールキャップの汚れがキレイになりました

 いとも簡単にここまで仕上がります。

ホイールキャップの頑固なブレーキダスト

 これはもう何年も蓄積され焼き付けられたようなブレーキダスト汚れですが、

 これはちょっと時間がかかり、完全〜 とまでは行きませんでしたが、

ホイールキャップの頑固なブレーキダスト キレイになりました

 それでもこのレベルにまではなります。(ちなみにこれ以上の仕上がりを求めるなら、もっとアルカリ性の強力なアルミクリーナーを用いることがありますが、しかしそれを使うとほぼホイール表面が白濁したりクリア塗装が剥離してしまうため〜 よほどの事が無い限り、これ以上手を加えることはないでしょう)

 ちなみにいくらアルカリ強度が抑えられているとは言え〜 ここまでの汚れだとある程度ブラシでこする作業は必須のため、またその溶剤成分ゆえ ホイール表面に微細なキズや艶が無くなってしまう事も多く、(相性によっては、エンジンクリーナーでもクリア塗装が剥離・白濁したりすることもあります) そういった場合には 仕上げにコンパウンドを使ったりもしますが、、(剥離は対応不能) まあいずれにしてもホイールに絶対傷を付けたくない場合とか、新品ピカピカというような対象物には〜 使われない事を推奨しておきましょうか。(なおクリーナー濃度は、原液で使われる業者さんが多いですね。 薄めると汚れ落ちが一気に下がりますので。。 ただ簡単な汚れとか白濁や変色、剥離リスクを少しでも低くしておきたいケースでは濃いくても2倍希釈かな)

 ※ なおホイールの美化には、ここまでの汚れでなければ〜 通常、スポンジなどで洗い、ブラシ傷は極力つけないように作業します。(それでも多少の艶落ちリスクは残る)

 ところでアルミクリーナーって?
 エンジンクリーナーよりももっとアルカリ強度の高いクリーナー。 若干粘土のある液体で、アルミホイールに付着した超頑固な汚れ落としに特化している製品。 但し、そのあまりにも強力なアルカリ度ゆえ、アルミホイールのクリア層の白濁や剥離、そもそもアルミ金属自体の変色リスクも相当高く、(というよりアルミが溶ける) 業界内でもよほどの事がない限り使われることはないシロモノ。

 なお、このクリーナーの ”アルミ” という名称は、上記で言う ”エンジン” に近い固有名詞とも言えるが、ただエンジンクリーナーほどの知名度はないので、商品によっては全く別の名称であることもあるようです。

 2. フロアマットの洗浄

 この使い方も多いですね。。

 フロアマットは、靴の汚れにダイレクトにさらされる箇所。 なのでとても頑固な汚れが付着している事も多く、、

 エンジンクリーナーご用達なクルマ屋さんも多いです。

フロアマット洗い

 まずマットを水洗いし、そこへクリーナー原液をまんべんなくスプレーし やや付け置きし、、ブラッシングでごしごし。

 仕上げは ”高圧洗浄機” でマットの奥から汚れや砂をかきだしながら 洗剤を洗い流す。

 これを覚えちゃうと、もう他の方法でマットは洗う気がしなくなるほどでしょうね。。 ^^; (かなり気持ちがいいです。 ただものによっては完全に汚れが取れるとは限らず、またその溶剤ゆえ、ちょっとゴワゴワした仕上がりになってしまうのがタマキズですが。。)

 3. 室内クリーニングにも

 これまでは希釈しないままで使う例でしたが、

 希釈すれば(水を加え薄める)室内のルームクリーニングにも使われます。

 室内全体の薄汚れからタバコのヤニ取り、(洗浄の仕方によってはタバコの臭いを除去することも可能) シートのシミ取りまでかなりマルチに使う事が出来ます。

 例えば、、

内張り樹脂部分

 こんなドア内張りのプラスチック樹脂部分。 足が当たって汚れていたり、タバコのヤニ汚れも少々。。

 しかし希釈したエンジンクリーナーをさっとスプレーし、スポンジで軽くこすれば、、(この時は3〜5倍希釈。 ちなみにそのクリーナーのアルカリ強度(酸強度?)によっては、10倍〜20倍くらいにまで薄めて使う事も)

内張りもキレイに

 瞬時にここまでキレイになります。(べたべたするほどヤニ汚れがひどい場合には、スプレーした瞬間 ヤニ汚れが取れた黄色い汚汁が垂れてきます。 これはこれでかなり快感だったりも。。 ^^; もちろんべたべた感もスッキリ)

キレイになった内張り

 業界内で定番となるのも十分にうなずける、以上 使われ方・効果の一例でした。

 あ、そうそうひとつ言い忘れていましたが、

 エンジンクリーナーは一般的にスプレー容器へ入れ(ボトルへ入れ)、また必要に応じて希釈するなどして〜 スプレー噴霧して使用するクリーナーです。

スプレー容器

 まれに液状のまま使う用途もありますが、

 まあ普通の使い方はこんな感じで使うものとお考えください。

 ⇒ エンジンクリーナーを使った室内クリーニング、タバコのヤニ取り例 (作業のより実践解説ブログ)
 ⇒ エンジンクリーナーを使った シートの染み抜き(シミ除去)例 (また別の、作業の実践解説ブログ)

 なお、これはかなりレベルの高い使い方ですが、ボディ・エンブレムやバンパー等の隙間の水垢コケ汚れの除去に使ったり、(溶剤がボディーへ垂れたままとならないように、常時ボディへ付着した溶剤を洗い流しながら〜 とか、ブラッシングするとボディにキズが入るので、かなり繊細な作業力が必要になるとか かなり難易度の高い例ですが。 またこの作業は、溶剤による中途半端な汚れ落ちやブラシ傷リスクも高いゆえ、ポリッシャーやコンパウンドではどうしても手の届かない場所をキレイにしておく事前手段として用いられる事がほどんどで、まあいわゆるボディの磨き前の前処理のひとつとして行う事がほとんどですので、洗浄後はボディの磨き作業が必要だとも考えておきましょう)

 業者によってはボディコーティング前の下地処理にも使ったり、(希釈して洗浄剤として使うらしい。ただこの例は直接私が見たわけでもなく経験したわけでもありませんので、あくまで風のウワサ話程度までに)

 その他ホイールアーチの清掃にも使いますね。(タイヤの内側。 いわゆるホイールハウスの内側)

 タイヤの洗浄にも使いますね。。(ホイール洗いのついでに。 洗った後はタイヤワックスで仕上げ)

 時折、ヤフオクに部品を出品するときに、部品の洗浄に使ったりも。(足回りのパーツだとか水洗い洗浄OKなものに限りますが)

 あ、そうそう、、 フロントガラスやドアガラスなど内窓ガラスのクリーナーとしても大変重宝します。(⇒ その例についてはこちらにても触れております

 思い返しピックアップしてみると、改めて、その業界内での定着力がいかにすごいものだったのか、、 まさにこれ一本! といってもいいほどの逸品ですね。

C 使用上の注意点

 やはり当クリーナーはそもそも業務用であるため、使い方を誤れば思いもよらないトラブルを招いてしまう可能性もあり、

 使用上の注意点はけっこうありますね。。

 
 ゆえ、本来は- このエンジンクリーナーは、使い慣れていない一般ユーザーの方にはオススメしておりません。 というより使って欲しくないくらいかも。

 しかし最近、プロはどんなクリーナーを使っているの? とか、ダメもと、また大小リスクあっても業者が使っている強力なものを試してみたい〜 とか、どうしても、、 といった相談を受ける事も多く、まあそんなリスクを承知の上、かつ使うのも作業例をご参考にされるのも完全自己責任で-- という前提であれば、無理に使うなとも言いませんので、これらひとつの参考などまでに、当ページをご活用頂ければ幸いです。

 ※ なお他のページでは、このエンジンクリーナーについてあえて触れていない事も多いですが、それはこういった注意点から触れていないだけであって〜 一応この辺りも予め十分ご理解願います。

 1. 手が荒れやすい

 成分は強力なアルカリ性(酸性?)です。 ゆえ例え希釈して使ったとしても〜 素手で当該クリーナーを扱うと、ほぼ大半の方が手荒れで大変な思いをしてしまうことでしょう。

 場合によってはひどいアカギレになる事も。

 なのでクリーナーを使用される場合には、必ずゴム手袋などを装着の上、ご使用されますことを願います。

 ちなみに当サイトでの挿入画像には、私は素手でクリーナーを扱っている場面が多く写っておりますが、私は業界20年超というなかで常にエンジンクリーナーを使っており、かつ体質的にも手荒れしない人間ですので〜 こういった作業が可能なだけで、一般ユーザーの方は決して真似をせず、少々煩わしいかもしれませんが、薄手のものでもいいので必ずゴム手袋を装着してのご使用を願います。

 なお合わせ、当クリーナーをスプレーで霧吹きすると、手以外にも 顔など露出した肌へその溶剤がかかってしまうこともあり、またその霧状の溶剤を吸い込むと〜 むせるなど、あまり体にもいいことはないとも思われますので、作業には粉塵マスクなどを着用したり、必要に応じ保護メガネや肌の露出を控えた作業着を着るなど、、 体全体の保全にも十分すぎるほどのご注意を。

 2. 対象物の変色リスクもそこそこ高い

 シートなどの布の生地はもちろんのこと、(マット類もそうですね) ダッシュボードやドアの内張りといったプラスチック樹脂部分に使うと、、(外装のホイールキャップなんかもそうですね)

 まれに変色してしまうこともあります。(特に布生地系。 ちなみにここで言う変色は、一般的に言われる変色以外にも〜 色落ちや表面が白く曇る白濁、艶落ち、コーティング層の剥離なども含みます)

 キレイにするはずが中途半端に変色してしまって逆に冷や汗、、 なんてトラブル、目も当てられません。

 ゆえクリーナーご使用前には、見えないところで溶剤を使ってみて 変色しないかどうか確かめてからの決行を。(いわゆるパッチテストのような感じかな)

 プラスチック樹脂は、表面のクリア槽?がはがれることによっての白濁トラブルもまれに見られます。(いわゆる艶がなくなる。 ひどいものになると何かしらが剥離したような状態になることも) またスプレー時にはなんともなくとも〜 スポンジで擦ったりブラシで磨いたりすると白濁したりするものも御座います。(特にブラシ使用は細かい傷も入りやすく、クリア層を傷つけそこから白濁が広がるものも)

 ※ アルミホイールなんかも同様と言えるでしょう。

 なお、こういったパッチテストは〜 クリーナー塗布はもちろんのこと、やや時間を置いて ⇒ 汚れ落とし(ブラッシング等) ⇒ 水拭き(洗剤の除去) ⇒ 乾燥 と、本番さながらのテストとし、これら結果で総合的にご判断ください。 クリーナー塗布によって汚れが落ち、それを変色と見誤ったり〜 やや時間を置く事で変色するものがあったり、、 溶剤を付け擦ることによって変色等が発動したり、乾燥後になって変色するもの(変色を発見できるもの)など-- 変色の仕方も対象物によってそれぞれですので。。

 但し、これらテストはあくまで試験的なものであるため、絶対的なものではないことも一応予め。 見た目同じような生地や樹脂に見えても〜 全く違う性質の素材が使われていることも多々御座いますし、また製造の過程で仕様の異なる素材が混用されていたり、購入したクルマが中古車だと一部補修に社外パーツが使われていたり、(他の部位と規格が異なる) 微細な変色ゆえ、少しの部分では分かり難くても〜 広範囲で見てはじめて変色の事実に気が付くものも。 さらにクリーナーはスプレー噴霧ゆえ、予期せぬ部分へ付着し、、 という可能性もあり、(テスト出来ない部分だってありますし) パッチテストはあくまで予備的であって、場合によっては気休め程度でしかないかも、、 と、そう予めお考えの上にての実施も願います。

 ※ ちなみに今まで長年業界内でエンジンクリーナーを常用してきて、(その台数も数百台以上は軽くあるでしょう) トラブルがあったのは〜 ほんの数台くらいかな。 一台は高級車のシート。 ブラウン系が瞬時にブルーへと変色し焦りました。 高級フロアマットでも一回ありました。 ホイールでも、洗って乾燥させてはじめて、、 クリア槽が溶けていてホイール全体が真っ白になってしまったこともありますね。。

 
 変色などのリスクは布生地 ⇒ プラスチック樹脂 の順で高くなりますが、アルミホイールなどでも同じようにリスクは御座います。(アルミホイール表面のクリアコーティングが剥離したり白濁したり、またアルミそのものが変色してしまうことも)

 また、その他塗装面へのリスクもあり、ボディ塗装面はもちろんのことですが、特に黒い鉄ホイール、黒など濃色系の塗装面、自家塗装された部位、(市販のスプレーやタッチアップペンでのDIY補修跡) 経年劣化している塗装面へのダメージはかなり大きく、(リスクうんぬん使うとほぼ何かしらのダメージが出ます) こういった面への使用はもちろんのことですが、溶剤飛散などによる二次付着にも十分気を付けられてください。 またここら辺りも一応予め。

 3. 変色リスクは低いと判断出来ても〜 長時間放置は絶対に禁物

 変色の恐れもなく作業をすすめられても、、 あまりにも長時間クリーナーが付いたままでの放置も厳禁と考えておきましょう。(クリーニング施工後、多少残留してしまう成分については除く。 洗浄中のもの)

 いくら強度の高い素材とは言えども〜 長時間強アルカリ性にさらされると徐々に変色などしてくる恐れもあり、(汚れがなかないか落ちない場合、やや付け置きする場合に要注意)

 また溶剤を付けたままでの乾燥もタブーと覚えておきましょう。(残留物の固着や乾燥による濃度変化で変色などのリスクもあり。 夏場は乾くのも早いですので、一気に多くやろうとせず 部分部分細かく区切っての施工を心がけてください。 また布生地の場合には、区切っての作業が難しい場合も多く、、 こういった場合は乾きそうになったらスプレーを追加してみるなど〜 何かしらの対策を)

クリーナーが垂れている

 それとクリーナーをスプレー後、下へ垂れる溶剤にもご注意を。

 溶剤の付着した部分とそうでない部分とで、溶剤が付いていた時間差による汚れの取れ方や変色などで、溶剤の垂れた後が水垢のように残ってしまうことがあります。(また溶剤の垂れる部分の濃度の違いが生まれやすいですし。 まあ簡単に言えばムラになる。 もちろん乾燥させてしまうなんて絶対にやってはいけません)

 こうなってしまってはいくら溶剤を上塗りしても〜 変色系だと改善策もありませんので、(塗っても双方で変色の度合が違いますので。。)

 垂れる部分もまんべんなく気を使い、ムラのない作業を心がけられてください。

 4. 関係の無いところへ付着した場合は 即キレイに除去しておくこと

 クリーナーはスプレー噴霧で使うため、時折関係のないところへ飛散し付着してしまうことも多いでしょう。

 また液体ゆえ、溶剤が下へしたたることも多いでしょう。

 ちなみにこういった関係ないところへの溶剤付着は、予期せぬトラブルにつながる可能性も高く、(パッチテストもしていないはずですし)

 もし付いてしまったなら即除去を、

 また付いてしまわないようにの予めの養生も良策かと。(付きそうな部分も予めパッチテストをしておくなどもいいかな)

 溶剤が付いても大丈夫な衣服を着ておくなど、作業中の格好にも一応気をくばっておきましょうね。

 ちなみにクリーナー含め、この用途で使われるおおよその用品は液体です。 ゆえ電装品が仕込まれているような箇所は出来るだけ施工は避けられ、(シート下の着座センサーとかエアバックとか) また露出している電装品への直接噴霧などは厳禁とお考えください。(スイッチパネルとか室内灯等)

 こういった電装品は水分に弱く、(ドアスイッチなど、若干の防滴性能のあるものもありますが、しかし直接噴霧するなどしたり、また高い防水性能までは持ち合わせておりませんので、いずれにしても弱い事には変わりはないでしょう) 液体が付着してしまうことによって故障やショートを起こすようなトラブルにつながる可能性もあり、、 まあとにかく十分ご注意ください。(ちなみに水と違い、クリーナーは不純物や混合物も非常に多く、電気を通しやすいゆえトラブルになりやすいという点も)

 ※ 電装品付近をクリーニングされる場合には、スプレー噴霧せず クロスやスポンジなどへクリーナーを取り、間接的に汚れ落としをするなどの工夫を。

 ※ 着座センサーなど、シートに埋め込まれているような電装品は、内部へ溶液が浸透するほど使う場合には避けられておくのがベストですが、表面のみの浅いクリーニングに関しては問題はないでしょう。

 5. スプレーボトルは安物を絶対に使わないこと

 スプレーボトルは、出来るだけ百均などの安価なものは避けられ、耐薬性のあるものをご使用下さい。 もし耐薬性が分からなくても安物は避けて下さい。

 溶剤がボトル内部を徐々に溶かしてしまい、トリガー部分の下などから大量にクリーナーモレを起こすことも多く、、

 作業中予期せぬ部分への付着リスクを高めてしまうだけでなく〜 漏れる分スプレーの噴霧力も落ち はっきりいって使い物になりません。(中には強アルカリに耐え切れず、ボトルそのものが使用中割れてしまうことも)

 ここら辺りにも一応お気を付けられてください。

 6. クリーニング直後、湿り気のある布生地などへ衣服は近づけないこと

 クリーニング直後の布生地には、まだ微細に浮いた汚れが残っていたり、、 僅かながらの溶剤の残留も考えられます。

 ゆえそういった箇所へ大切な衣服を付けてしまうと〜

 汚れが移ってしまったり、

 最悪の場合には衣服が変色して取り返しのつかないことになってしまうことも御座います。

 作業中だけでなく、作業終了後のこういった点にもご注意を。

 シートの染み抜きなどで多くの液体や水を使用した場合には、またシートのような分厚い素材モノの場合には、表面は乾いていても〜 中は未だ生乾きということも多いです。 もちろんこういった場合にも同じようなリスクが潜んでおりますので、ここら辺りにも十分ご注意などのほどを。

 とまあこんな感じで、解説しているうちに随分とだだ長い文章になってしまいましたが、

 まあもしこんな記事でも、皆様のお役に立てれば幸いです。

 以上参考などまでに。

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サイト管理人スペック: 車屋さん下積み時代には、一時期、磨きコーティング部門の責任監督&新人研修指導にあたった事も。(地元大手中古車販売店) ちなみに業界歴は、中古車や新車はもちろんのこと、外車ディーラーの経験までも。 今は小さな車屋さんを経営しております。

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