TOP PAGE > ポイントA ボディケアとか下地処理とか > ボディのザラザラ、鉄粉除去

ボディのザラザラ、鉄粉除去

 洗車した直後でも、ボディが異様にザラザラしていませんか?

 このザラザラした物・・・これがいわゆる「鉄粉」というヤツです ^^ (全てが「鉄粉」ではありませんが、主に「鉄粉」である事が多い)

 鉄粉は、ボディの塗装面に突き刺さった状態で固着しており、水や洗剤、ワックス等で車をキレイにしても絶対に取れません。

 しかも、この鉄粉は時間の経過とともに錆びてきますし・・・。(錆びが酷くなれば、そこから何やら金属?が溶けだしたような跡が出来る事も)

ボディに鉄粉

@ 鉄粉かな? 簡単に出来るチェック方法

 ボディに鉄粉がひどく付着していると直ぐに分かるのですが、少量の鉄粉の場合には意外と気が付かない場合が多いようです。

 鉄粉が塗装に付着しているかどうかを調べるには、必ずボディを洗車した後に、タバコやお菓子等の外装フィルム (薄い透明のフィルム)に指を入れるなどして、そのフィルム越しに軽くゆっくりとボディを撫でてみて下さい。(フィルムと一緒に、出来れば親指除く指四本でボディ上を軽くスライドさせる感じ。 但しこの時、フィルムとボディとの間に何か異物があるとボディにキズが付いてしまう恐れがありますので、これら予めご留意願います)

ボディに付着した鉄粉の調べ方

 こうする事によって、フィルム越しに細かな鉄粉までチェック出来ます。

 もしフィルム越しの指先にザラザラとした感触があれば、鉄粉が付着している可能性が大ですよ〜 ^^ (けっこう簡単にチェックできて面白いです。 是非お試しを)

A 軽いモノであれば鉄粉除去スプレー系でOK

 軽度の鉄粉付着には「鉄粉除去スプレー」が有効です。

 ボディに溶剤をスプレーするだけで鉄粉が化学反応をおこし、鉄粉が融解してボディから流れ出ます。

 後は水を流すだけの簡単作業 ^^

 作業には専門的な知識や技術も全く必要ないですし、(ただ薬品?ですので、取扱い上の注意点などは御座います) 新車や濃色カラーのボディへの傷の心配もほぼありませんので、誰でも簡単に使え、鉄粉が紫色になって溶けて流れる場面は何度やっても本当に気持ち良いですよ〜 ^^

 
 「鉄粉除去スプレー」は読んで字の如く、鉄粉のザラザラにしか効果がありません。 ボディに付着しているザラザラが鉄粉以外の場合には、(塗装ミスト等) スプレーやシャンプー・タイプではなく、「ねんどタイプ(以下参照)」での除去作業が必要になります。

B 頑固なモノは鉄粉除去ねんど

 スプレーでも解決しない、、 また手でボディ表面を触って、ダイレクトに鉄粉のザラザラした感触が分かるような重度の鉄粉付着ボディには、、 鉄粉除去スプレーでは完全に役不足。 しかも、鉄粉以外の付着物には、鉄粉除去スプレーは全く効果がありません。

 そこで! 絶対に必要になるアイテムが・・・

 「鉄粉除去ねんど」。

 トラップねんど とか セラミックねんど と言う人もいます。

鉄粉取りのトラップ粘土

 この「ねんど」無しでは、ボディに深く突き刺さった無数の鉄粉を除去する事はまず不可能だと思って下さい。(ちなみに油ねんどのような臭い異臭はありません ^^;)

 また、鉄粉以外の付着物が原因のザラザラには、鉄粉除去スプレーは全く効きませんので、やはりこの「ねんど」を使っての除去作業は必須となるでしょう。

 で、「鉄粉除去ねんど」の使い方は・・・、

ねんどの使い方

 ボディの洗車(手洗いでボディ表面の汚れやゴミを落とす)を先に済ませた後、水を十分にかけ流しながら、指先とねんどの重みだけで素早く撫でる感じです。

トラップ粘土の使い方

 指先に力を入れてゴシゴシと擦ってしまうと、傷だらけになりますので要注意!

 この時、水は絶対に切らさないように注意し、ボディ表面と「ねんど」の間にある水を潤滑剤だと思ってやって下さい ^v^)ノ (擦る部分を水でかけ流しながら)

 また施行途中で、ボディ上でねんどを止めたり、置いたりしないようにも注意。 ねんどが引っ付いて面倒な事になる事もありますので。

 「ねんど」の表面が汚れたら、裏返すかねんどを練って常にキレイな部分で擦るようにして下さい。(重度の古い鉄粉になると、ねんど表面がサビた鉄粉色に汚れてきます)。

トラップ粘土に付いた鉄粉やサビ

 但し・・・、鉄粉除去粘土での作業は、丁寧にやっても小傷が付いてしまう事もしばしば。 ゆえこの鉄粉除去作業を行う場合には、ボディの磨き作業もセットで考えておいて下さいね〜 ^^)ノ

 
 「鉄粉除去ねんど」を使って「重度」の鉄粉除去作業を行う場合には 「ボディに傷が付きやすい」というリスクが伴います。(というより、必ず傷が入ります

 また作業はボディの塗装上へ「ねんど」を接触させて使いますので、「軽度」の鉄粉除去作業でも、新車や黒などの濃色ボディカラーへの施行作業では、ボディに薄いキズが付く可能性が非常に高いです。(ほぼ100%傷が入ると考えておいてもいいでしょう。 ちなみに白やシルバー等のクルマでも、塗装表面がくすんでしまう事も

 なので磨き作業前提の下地処理以外では、こういった「ねんど」にはあまり手を出されないように。

 ちなみに自動車業界でも、鉄粉除去ねんどはは磨き前提でしか使われないことがほとんどです。 それのみの施行はやらないのが一般的とお考え下さい。(プロがやっても十中八九傷などがつきます。 一応鉄粉除去作業のみをやるところもありますが、けっこうトラブルは多いそうです)

 
 もちろんこういった大変な作業ですし、都度磨きの必要性が出て来ますので、、 洗車の都度しょっちゅうやるようなメンテナンスではないです。

 クルマの状況ゆえ、どうしても一度は致し方なく必要となるケースはあるかもしれませんが、、 それ以後は再度鉄粉が付着してしまわない細やかなメンテナンスを。

C 鉄粉の予防方法

 鉄粉の強固な固着を未然に防ぐには、定期的な細かな洗車などのメンテナンスが必要です。

 軽いうちは「鉄粉除去スプレー」でも落ちますし、ワックスやコーティングを小まめに施行する事により、鉄粉の再付着を最小限に抑える事も出来ます。

 ちなみに・・・ 雪道には金属チェーンから出る鉄粉が大量に含まれている事も多く、雪道の走行は凍結防止剤による害だけでなく「鉄粉」による害も多いので、道路上に積雪のある環境下ではより細やかなボディメンテナンスが必要となるでしょう。 また大きな幹線道路沿いや鉄道沿い、近辺に工場・線路などがある場合にも予想以上に大量の鉄粉が飛来しています。 こういった場合には、駐車場を変えるなど環境の選択も検討のひとつとして考慮しておきましょう。

洗車教室 TOP PAGE へ戻る

サイト管理人スペック: 車屋さん下積み時代には、一時期、磨きコーティング部門の責任監督&新人研修指導にあたった事も。(地元大手中古車販売店) ちなみに業界歴は、中古車や新車はもちろんのこと、外車ディーラーの経験までも。 今は小さな車屋さんを経営しております。

Copyright (C) 洗車教室.net All Rights Reserved. (Since:2006)