ボディコーティングをしよう /濡れたままでもOK編

 以前カーコーティングの施行方法と基礎知識、注意点などについて触れましたが、

 今回はそんなコーティングの中でも ”水にぬれたままで施行OK” で、かつふき取りも水にぬれたままでやる裏技的工法について触れておこうかと。

 ムラが出来にくいだけでなく、(ボディを冷やしたまま施行可能なので) 溶剤の塗布時もふき取り時にもいちいち垂れてくる水滴に邪魔されずに済みますので、(塗り込み時ならまだしも、乾拭きする時に水滴がたれてくると溶剤が伸びてふき取り難くなりムラになったりかなり厄介) しかも洗車ついでに出来非常にスピーディーなんで、この技は、特に自動車販売店系を中心に業界の方ならけっこうご存知の方も多いようです。

コーティング

 但し、施行においてはそこそこ注意点が御座いますし、(通常、溶剤メーカーさんは水にぬれたままでのふき取りを想定しておりませんので、施行するにはそれなりのコツは必要です) またコーティング専門店ではほぼ見られない工法ですので、通常よりもややコート効果が薄くなるかもしれません。 これら予めご留意の上ご覧願います。

@ 先ず必要なコーティング剤は違います

 この工法で使えるコーティング剤は、あくまで 「水滴が付いたままでも塗布可能なタイプ」 のみです。 水分が混じる事によって溶剤が薄まったりするタイプでは使えませんので、この辺り予め十分ご注意ください。

 またこの工法では、コーティング塗布用のスポンジが必ず2個必要となりますので、実行されます折には一応揃えられてからのご参考を願います。

A 施行方法

 いきなり本題へ行きましょうか。

先ずは水洗いとか下地処理とか

 → 基本的な下地処理までは通常のコーティングと同じです。

 ちなみに磨き作業後のコーティングの場合には、磨き完成後、ドアの間やらボンネットの隙間、、 薄らボディに残ったコンパウンドかすをキレイに洗い流してください。(ドアの間とかはホースを絞った直墳水流でOK) 洗い方は通常の水洗いとほぼ同じで問題ありません。(ただノンシリコンタイプのコンパウンドを使っている場合には、(→ 当サイトで推奨しているタイプ) 特にシャンプーする必要まではないでしょう)

塗布

 水洗いが終わったら、ボディに水滴が残るそのままでコーティング剤を塗布して行きましょう。

コーティングスポンジ
使うスポンジはキメが細かく柔らかく、波状の接地面積の少ないものを。

 部分部分でなく、ボディ全面一気にやっちゃってもかまいません。(特にメーカーで注意事項が無い場合のみには限る)

 但し! 塗布途中でボディ表面が乾いてしまわないように、時折水をかけながら施行されて下さい。(かけ流しとは違います。 乾きそうな都度かける程度で。 なおこれまで塗布してきた溶剤は、その水流で流れる事はありません。 水に溶けない溶剤なので大丈夫です。 ちなみに、大きなクルマの場合は部分都度ふき取りしながらの施行の方が良いかも)

 塗布途中でコンパウンドかすなどがまだ残っている部分があれば、そのスポンジで塗布しながら擦っても問題はありません。 ただ後はかるく流してやってください。(ボディとスポンジ共に)

ふき取り

 ボディ全面に塗布が終わったら〜

 今まで使っていたスポンジは使わず、真新しいスポンジを出してください。

 で、おそらくその時点で、塗布をスタートした辺りからすでに溶剤自体は乾いてきておりますので、(水滴ではなくあくまで溶剤が)

 スポンジに十分水を含ませ、水をボディにかけながら〜 (かけ流し)

 コーティングが薄ら塗布されている表面を擦って(撫でて)みてください。 (擦る部分は常に水をかけ流しで)

 あら不思議。 コーティングかすがキレイにふき取れるはずです。

 その調子で塗布した順に、上から下に向けふき取りされていってください。

 どうです? キレイにふき取れたと思われます。

 ちなみにふき取り途中で、未だ生乾きのコーティング剤が残っていて溶剤がふき取れず伸びるような事があれば、少し時間をおき、スポンジのなるべく溶剤の付いていない箇所で拭けば問題なくとれるはずです。

 後はボディに残る水滴をふき取れば完成!

 おそらくコーティングで水滴もキレイにはじいてくれているはずなので、水滴のふき取りも非常に楽なはず。。

 今まで乾式でコーティングをやっていた方! 水滴が付いたままの施行でも、ふき取り時の乾拭きに手こずられていた方!! コーティングでのムラに悩まれていた方!!! この事実を体験してしまっては他の工法にはもう戻れないほどに〜 歓喜乱舞驚嘆していただけたのでは?

 というわけでぜひ、皆様も機会あればご体験を。

 なお、やはり冒頭でも触れさせて頂いたように、私の個人的感覚ではありますが〜 この工法ではややコーティングの効果が薄いと感じております。 手軽である反面のデメリットとも。 なのでコーティング後のメンテナンスや重ね塗りなどは、やや短めサイクルで行われた方がいいかもしれません。

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サイト管理人スペック: 車屋さん下積み時代には、一時期、磨きコーティング部門の責任監督&新人研修指導にあたった事も。(地元大手中古車販売店) ちなみに業界歴は、中古車や新車はもちろんのこと、外車ディーラーの経験までも。 今は小さな車屋さんを経営しております。

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