TOP PAGE > NEWS & BLOG > パテ目とは /UP-DATE: 平成29年10月28日

パテ目とは?また磨いてキレイに取れるようなもの?

 洗車とはちょっと話が遠いかな、、

 しかし ”ボディ磨き” というキーワードが入ると、稀に耳にする ”パテ目” というもの。

 これって何?

 またそのパテ目っていうものは、ボディを磨くことによってキレイに取れるようなものなの? 

パテ目
窓ガラスの写真ではないです。車のボディの接写です。

パテ目とは

 車の事故修理などにおいて、ドアやフェンダーなど、、 平に成形したり、また塗装面の凸凹をキレイに整えたりする目的で使われるペースト状の補修剤のことをパテと言いますが、

 そのパテ作業において、補修剤が固まった後にサンドペーパーやヤスリ等といった工具で表面を削って慣らしていく作業が入るのですが、(この作業の事をサンディングと言います)

 このサンディング作業が極短に荒かったり、、、

 またサンディング作業の後、塗装前の下地処置の最終仕上げとしてさらに ”サフェーサー(通称:サフ)” という目の細かい下地材を吹き付け、

 サンディング時の深い、又はある程度荒い削り跡(いわゆる目)をさらに埋め、その削り跡を表面に残さないような調整もするのですが、

 そのサフェーサー作業が丁寧でなかったりした場合などでは〜

 塗装完了後、長時間(数か月)経過して塗装表面が乾燥しきって痩せてきた時に、それらサンディング跡が線状に浮き出てくることがあるのですが、(不規則な線、円を描くような線、網目のような線など色々タイプは御座います)

 その浮き出てきたモノをいわゆる ”パテ目” と言います。

 まあ簡単に言うならば、塗装下地の ”粗” とでも言っておきましょうか。。

パテ目の箇所
この部分に薄ら確認出来るものが いわゆるパテ目というもの。(クリック拡大)

ところでそのパテ目って、磨けば取れるの?取る方法は?

 簡潔に言うなら ”おおよそ取れます”。

  キレイに取れる時は全く分からないほどになりますが、しかし研磨できる(削れる)塗装層(塗装の厚み等)の限界で僅かながら残ってしまうことも御座います。

  ※ なお、バンパーなど樹脂部分の塗面については除外してください。(諦めてください) はっきり言って難しいですし、薄いものでも取れないことも多いです。 もちろんうちでもそういったパテ目に関してはほぼ諦めます。 また当頁では、樹脂部分のケースには触れておりませんし掲載しておりませんので、(対象外) その辺りも予めお含み置き等のほど願います。

 うちのお店でも、時折パテ目が見られる展示車などを磨いてキレイにすることありますので。。

 但し! このパテ目を取ろうとした場合、かなり高度な経験と感覚が必要になってまいりますので、

 誰でも簡単手軽に〜 というわけには行きませんことは一応予め。。

  パテ目を消すためには塗面をかなり削ることになりますので、塗装の厚みや研磨可能な限界を見極める技術が必要となります。(消えるか消えないか、またどのくらい削ることになりそうか、、 それから研磨作業の進行に合わせての臨機応変な感覚や対応なども) 特に、限界辺りまで磨いて消えるか消えないかというケースでは、研磨のやめ時の判断が非常に難しく、(もうちょっと!という場合でも、止める時に止めておかないと取り返しの付かない事に。。)

 まあとにかくかなり高度な技術が必要と。。

 ※ 明らかに限界まで磨いても取れそうにない場合には、磨く前から見切りを付けられるような技術も。

 ※ 当然、工具を使いこなすための技術も。

 ちなみに取る方法は?

 うちのお店では、、

 先ず塗面の荒削りにシングルポリッシャー + ウールバフ + 3Mコンパウンドのハード1。 この組み合わせを使います。

 ⇒ なお、ポリッシャーやバフ、コンパウンドの組み合わせや詳しい事は別途こちらにて。

 これで完全にパテ目が消えるまで研磨を行います。(完全に取れそうにない場合には、後の作業工程も考慮に入れ やめ時で手を引きます)

  業者さんによっては、ペーパーがけやもっと目の粗いカット系コンパウンドから入る人もいるようですが、この工程から入ると色々とさらに難しい技術が必要になりますので、またそれだけの技術が必要となるということは〜 色々と高いリスクも付いて回るということですので、うちのお店ではあえてそこからはやりません。(時間こそかかりますが、まあそこからやらなくとも消せるときはきちんと消えますので)

 そしてパテ目が消えたら〜

 最終工程としてギアアクションのポリッシャー + ハード2コンパウンドを使って仕上げ! + ダブルアクションのポリッシャーでコーティング!

 こんな感じかな。。

  ギアアクションのバフはウールバフを使う事が多いですが、黒のボディ等の場合には、もう一段階ウレタンバフ作業を追加することも。

まあ一応参考までに。

 もちろん、これらはあくまで参考情報です。 全てが全てこれで行けるというわけではありません。 またここで挙げる以外にも技術が必要になってくるケースもあるでしょう。 それともしこれらを資料に作業されます場合には、必ず自己責任にて願います。(特に研磨作業は不測の事故なども多いですし、そもそも一台一台の状況・環境に応じての解説も出来ませんので。。 それからまあ色々と) 何卒予め。。。

 というわけで以上、今回はパテ目についてアレコレと触れてみました。

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