TOP PAGE > NEWS & BLOG > コーティングの傷消し効果実験 /UP-DATE: 平成28年2月21日

コーティングでどこまで傷は消えるの?

 薄い被膜で塗面を被い〜 ボディ保護に一役かうコーティング。

 ところでコーティングを行うと、ある程度の傷の穴埋め効果もあると聞きますが、(コーティングの層が傷へ充填され、見た目分からなくなる) それって実際どのくらい?

 試しに実験してみました。(また本当に被膜を作っているの? という実験にも)

ポリッシャーの磨き傷にて実験

オーロラマーク
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 実験に用意したのは、ポリッシャーにて磨き作業を行っている途中の黒メタ色車両。

 傷の切削工程として荒目のバフとコンパウンドを使っているので、磨かれたボディ上に磨き跡が薄らと残ります。(いわゆる傷が入っている状態。 但し、傷といってもミクロやナノの世界の極薄の傷ですので、洗車キズなんかよりもはるかに細かく薄い傷とお考え下さい。 ちなみにこの傷の事を、業界内では 「オーロラマーク」と呼ぶことも)

 塗布するコーティング剤はポリマー系。 専門店なんかで良く使われる溶剤です。

 塗り込みは一度塗りの重ね塗りなし。

 結果はいかに?

傷はどこまでキレイになった?

コーティングで傷消し。被膜形成の証拠
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 こんな感じに結果は明らか。

 もんもんに走っていた磨き傷はほとんど消え、さらに黒の深みや光沢も増しています。(多少、撮影の角度や光の当たり具合で見え方に影響しておりますが)

 多少、見方によっては薄らぼんやりなんとなくまだ磨き傷は見えますが、ここまで改善されればパッと見では十分すぎる結果かもしれません。

 きちんと被膜が張られている証拠で、かつ傷口に浸透して穴埋め効果を発揮していると間違いなく言えるでしょう。

 というわけでコーティングの傷消し効果。 こんな感じで。

 なお、傷の穴埋め被膜でなく〜 ただ目立たなくするだけならワックスでも十分効果はありますが、ただこれは傷口に油脂成分が入り込んでいるだけですので、傷の改善手法としては根本的に違うとご認識願います。

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