TOP PAGE > NEWS & BLOG > ボディカバー /UP-DATE: 平成29年2月2日

車のボディカバーについて一言

 車に長期乗らないから ボディ保護策としてカバーを、、 といった方も稀にいらっしゃるようですが、

 自動車専門職の私からはっきりと言っておきましょう。

 ボディカバーって意外と車にとってはあまり良くないです。

 むしろ外敵といっておいても問題ないかと。。

カバー

え?何で??

 確かに、内側が起毛になっているような高級タイプだと〜 一時的に見れば保護策として十分使えるかと思います。(いわゆる裏起毛タイプってやつですね)

 但し、カバーする前にはピカピカに洗車し ボディ上の砂埃をきれいさっぱりにしておかなければ、、

 カバーをかける時や、カバーが風にあおられ動き ボディ上を動き擦れたりでもしたなら〜

 ほぼ間違いなく一発で傷が入ることは明白。

 もしそれでも、、 というならば、十分お気を付け願います。

 洗車もせず砂埃の乗ったボディを、いきなりタオルで擦っているようなもの。 もう聞いただけで背筋が凍ってしまいそう。。

 それといくら短期でも、また念入りな洗車をしていたとしても〜

 風が強いときなんかは立った砂埃がカバー内へ侵入してしまう可能性がありますので、

 これもまた袋のねずみ。

 カバー内は、まるで映画のようなエンドレスな悪夢が展開されてしまうでしょう。

 もしくはカバーと砂埃との華麗なダンスセッションが盛大に繰り広げられるでしょう。

 車室内へ蜂の巣を投入されるがの如し。

 それとカバーも繰り返し何度も使っていると、内側に砂埃が徐々に蓄積されていることも。 これでいつの間にかキズが増えていることも。

 ちなみにもし---

 ボディもキレイさっぱり洗車し、また風の侵入も許さず 強固にカバーが動く事を許さないほどに固定していたら?

 まあそれだとカバーによる傷リスクは極限まで抑えられるでしょう。 いいんじゃないでしょうか。

 がっ! ただそれもあくまで短期で考えた場合のみ。

 もしその状態を長期で、、 となった場合には、今度はまた新たな天敵も現れてきますので、重々ご注意などのほどを。

その新手の天敵とは?

 湿気。

 なに?湿気? ただの水みたいなもんじゃん。 そんなん車に危害を加えるわけなかろう、、 と、そう思われている方も多いのでは???

 しかしもしそんなん大丈夫だろ〜 と思われたなら、まあ試して見られるのもいいでしょう。

 おそらく断崖絶壁の足場が崩れるような体験が待っているでしょう。

 まずネジとかメッキ、シャシーなど鉄で出来ていて簡易な塗装しかされていないような部分が、いとも簡単にサビ出してしまいます。

 それからボディ塗装の劣化も早め、

 まず簡単な塗装しかされていないようなピラーとかから徐々にくすんで来、(ガラスとガラスの間にあるような艶消し黒とかのピラーカバー)

 さらにもっと時間が立てば、ボディカラーにもよりますが〜 クリア層が徐々に侵されて、、、

 まあ6カ月もすれば、まだこの段階ではボディのクリア層くらいまでなら大丈夫でしょうが、しかし新車でも20年落ちの車に見えるくらいに びっくり玉手箱。

 お気を付けくださいね。

  なお、もちろんこれはウチでも実証済み。 まあそれは新車ではなかったので、完全新車となればまた違っていたかもしれませんが、、 それでも十分なデータであることには間違いないでしょう。

 ちなみに何で湿気が? と、かなり不思議に思われるかもしれませんが、

 通常、風にさらされている状態では、周りの湿度が下がれば車の周りの湿度も下がり 常に湿気にされされる事はありません。

 しかしカバーがかかり内部の空気が動かない状態では?

 一度侵入した湿気は内部で滞り、そう簡単にはその湿気が外へ抜けることはありません。

 むしろ昼夜の繰り返しなどで内側に結露水が発生するなどの自然現象も加わり、

 おそらくカバー内は常に高湿度の状態。

 さらに下手に保温効果も期待出来てしまいますから、サウナとかお風呂、ビニールハウス状態とも。

 さらに先ほど出てきた結露水も厄介。

 完全な気体になっている湿気だけでなく、水となってカバーとボディの隙間に長期滞留している水も多く発生すると思われ、、

 まあここまで言ってみただけでも既に地獄絵図。

 常にお風呂場に車を保管しているような状態とも。

 こんな状態で錆びるな!なんて無茶な話。

 それから水分は、塗装の劣化に一役かってしまう成分のひとつ。

 通常の環境下ではそこまで水分にさらされることなんてないので あまり気にしなくていいですが、

 そこまで水分にさらされる環境下にあってしまっては〜 百害あって一利なし。

 とまあこんな感じで、

 それでもどうしても、、 というのなら無理には止めませんが、まあよほどの理由がない限りカバーは避けられておくのが無難だと、

 そういう事で。

 なお、今回はカバーとボディなどの関係について書いてみましたが、

 ちなみに湿気は車室内にも行き来してしまう事もお忘れなく。

 行き来の量はそう多くはないのですが、しかしそれでもそれが長期となれば ちりもつもればなんとやら。

 後はご想像にお任せ致しますね。

 というわけで以上、今回はボディーカバーについてアレコレと言ってみました。

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